キャビンアテンダントの何が楽しいのかやっと分かった

キャビンアテンダントとしての日常生活。 楽しいこと、泣きたいこと、工夫していることなど。 食べること、読書、一人旅が趣味です❤️ 就活生の皆さんにもキャビンアテンダントの方にも役立つ情報をお伝えできたらと思います。

感情の無いロボットになりたかった私。

最近、話題の「10年後に消える仕事」。

調べると色んな仕事が世の中から消えていくようです。
ここ数年の変化は目まぐるしいですよね。

小学生の「なりたい仕事ランキング1位」が、ユーチューバー!!
これ、本当にそうみたいです。
親戚の子供たちも、好きなユーチューバーの話で盛り上がっていて、とても驚きました!

キャビンアテンダントは、残っているのでしょうか。

どっちにしろ、今手を抜いていては一個人として生き残れないんでしょうね。
ロボットに負けない何か、見つけられるかな。

そう思った時に気付いたこと。
私は、よく「ロボットになりたい」と思っていました。
仕事で辛いとか、悲しいとか、怖いとか感じない何も感じないロボットになれたら、どれだけ楽に働けるかなと。

キャビンアテンダント歴7年目ですが、今でも久々の路線乗務の時は緊張で眠れなくなる事がありますし、怖い先輩とのフライト後はトラウマで何度も夢でうなされます。そうすると不眠になったり、蕁麻疹が出てしまったり。

小さな事に敏感な繊細な私が本当に嫌でした。今でもですけど。

でも、ここまで書いておいてですが!
だからと言って感受性は絶対に下げるべきでは無いと思うんです。断固!

一応、お断りしておきます。
もちろん、私も無意識に人を傷つけてしまっていることはないか?と問われたら、100億%色んな人に心に傷を負わせていると自覚しています。
意識的なものを含めると殺人的な数になりそうで怖いです(゚∀゚)

今鈍感力だったり、嫌われる事を恐れない強さが良しとされていますが(凄く憧れる)、それって私の解釈では自分が傷付かない為の防御策のように感じます。
ロボットを目指していた私は、そういう関連の本を読み漁った時期もありました。

でも、、、傷ついても良いんじゃないでしょうか?
きっと自分の価値は傷付かないはず。
トラウマが増えても、寝れなくなっても。
そういう経験を積むことで、傷ついている誰かの助けを必要としている人に寄り添うことが出来ると思いますし、それこそロボットには絶対出来ないことだと思うんです。

人間らしさって、弱さですよね?

結局そこに行き着く気がしました。
沢山感情を味わって、人に寄り添うこと。
そして、人の役に立つこと。
仕事って結局どれだけ人の役に立つかですよね?
そう考えたら、この感情を味わい尽くす毎日も貴重な経験です。
新人の頃から変わらない目標、
一人でも多くの人の心に寄り添うこと。
今改めて思い出しました。


なので、軟弱キャビンアテンダントの私は現在じんましんNOWですが、ま、それを割り切ってフライトに行ってきまする!

皆様も、傷付きながらも頑張っていきましょ〜♩

ではではー♩