平和について考えた日

生きていることに感謝。

今日は特にそう思った1日でした。

そして、当たり前の存在の家族に感謝の気持ちを伝えたくなる1日でした。

沖縄では今日は慰霊の日と言われる終戦記念日の日です。

私が小学生の頃、この時期には戦争を経験したおじいちゃんやおばあちゃん達から戦争体験談を聴くという行事が全島の学校で行われていました。

私のひいおばあちゃんも、よく戦争の話をしてくれました。

目の前で弟が殺されてしまったおじいちゃんは、酔うと決まっていつも目に涙を溜めて亡くなった弟の話をしていました。

人の心というのは一度傷付けられてしまったら、その傷は和らぐことはあっても消えないということを幼いながらに感じました。

そういう戦争体験者も今は少なくなり、本当に平和を学ぶ機会は少なくなっていますね。

併せて今日は小林麻央さんの訃報を受け、更に命について考える日となりました。

平和というテーマは大き過ぎて漠然としていて、願いはするものの具体的にどう動いていけば良いか分からないです。

でも、他人を否定しない事が平和の第一歩かなと私は思っています。

相手が良い悪いとか許してあげるとかっていう観念はエゴだと思うのです。

正義の反対はなんでしょう？

それは悪ではなく、もう一つの正義であると大学時代に学びました。

自分の信じている正義と真逆の考えが現れたら、それが本人にとって悪になり否定が生まれ争いが起こります。

理屈で分かっても実践は難しいです。

でも、私たち人間には理性があり努力という観念があります。

感情に流されない自制心をもつ努力が必要だなと。頑張ろうと思った1日でした。

小林麻央さん、お疲れ様でした。

安らかに眠って下さい。